6/14(木)に、クリエイターズセッションナイトというイベントを企画することにしました。
クリエーターズセッションナイト コンテンポラリージュエリー・アーティスト前田朝黄 トークセッション
これは、「つかう人とつくる人がつながれる場所」をつくっていこうという、一つのチャレンジでもあると思っています。
正直、世田谷の小さな宝石店の店主が声を上げてもなにもならないかもしれない。
けれど、ジュエリーという究極のいらないものを通して、では人にとって本当に必要なモノとはなんだろうという、一つの問いかけでもある。
つまるところ、人間の幸福感とはどこから来るのだろうか?といことについて考えてみたい。
水や食品、住居といった、とりあえず人が生きていくのに必須なモノに関していえば、正直モノが溢れている。
けれど、人はそのモノを手に入れることで精神的に幸福感を手にできたかというと、実はそうではなかったということを、近年人々は知ってしまった。
モノを手に入れることで本当の「幸福」は得られないということに気づいてしまった。
しかし、一方で人と人とのコミュニケーションの場が恐ろしいほど薄くなっている。
たとえば、カスタマーサポートセンターの問い合わせの電話を入れる。
そうすると、まずつながらない。
5分ほど待ってつながったり、つながらなかったり。
つながっても、確かに丁寧で、間違ったことは言わないし、すばらしいのだけれど、それってマニュアル通りなのかもと思ってしまう。
たしかに、そういった効率化は必要だけれど、それとはまったく反対に、時間をとって、「人とつながろうとする」「人を知ろうとする」そういう相互の関係があることが、最終的には嬉しかったり、楽しかったりすることになるのではないだろうか。
だから、わたしは
つかう人とつくるひとがつながれる場所をつくっていく。
そこで、モノを買うことがちょっとした人の幸せになるといいなあと思う。
彼女のジュエリーの、人に対する優しい視点。
きっとなんだかほっとすると思います。
人数限定ですが、まだ、少し残席があります。ぜひきてください。
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