昨晩、NHKのETV特集で考古学者・森本六爾のことを放送していた。
【10日深夜・再】ETV特集「反骨の考古学者 ROKUJI」は、10日(水)深夜に再放送予定です。
弥生研究に生涯をかけた #考古学者 #森本六爾 。共に闘った妻・ミツギ。時代に抗った波乱の生涯に、ドキュメンタリーとドラマで迫る。[Eテレ]
出演 #岩井勇気 #伊藤沙莉 https://t.co/He2Rwdxxw9— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) July 6, 2019
20歳から32歳の没年の短い生涯の中、実に10冊の単行本と160余篇の論文があり、日本農耕文化の起源、弥生時代について提唱した人でした。
と、初めてテレビを見て知ったのですが、
戦前の学問をやる人の情熱というものは、今と比べ物にならない。
大学やそういった安定したアカデミズムに属せなかったひとこそ、本当の意味で学問の世界を進めてきたのだと感じます。
考古学なら石器を発見した相沢忠洋とか、生物学、民俗学なら南方熊楠とか。
アカデミズムに属せなかったからこそ、考えられないほどの実績を残した。
学問とは何なんだろう?
学問を追い求める人と、アートを追い求める人が、どこかでリンクしてしまう、利益とかそういうことより、「自分がやりたいからやる…ただそれだけのことだ」ということなのだろうか。
人としての、素のままを生きる人たちに惹きつけられるのは、それに人生のすべてをかけるからなのかもしれない。
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