迷ったら、お客様に聞いちゃおうと思う-ジュエリーの売り方を考える

売れないコレクションがあるとき

シンコーストゥディオ 彫りデモンストレーション

常に新作をつくっていくということは、正直かなりしんどい。
オーダーで注文を受けたものだけ、そういう仕事をしていけばリスクはとても低い。

でも、少々大それた言葉を使うなら、
新しい価値と言うか、人が生きていく上で、今まで気がつかなっかたちょっとした気づきみたいなものを提案できたらなと思う。

その段階で、色々と新しいことに取り組むのだけれど、正直いっぱい失敗をしたりしている。

特に手痛いのが、新しいコレクションをつくってリリースしたのはいいけれど、全く売れないというとき。
どうしてこれをつくるか?というところから入って、デザイン、原型を何度も手直しして、身につけてみて、みんなでディスカッションして、出来上がるまでにとても時間がかかる。

出来上がった後は、撮影をして、それを伝えるにはどうしたらいいか、コンテンツを考えて…ウェブや紙媒体に載せてそんなことを、1つのコレクションをつくり上げる際にはする。

それでも、やっぱり売れないものってが出てくる。
たぶん、それは何かがずれているのだと、思う。

デザインなのか、値段なのか、アプローチの仕方なのか…

正直にお客様に聞いちゃおうと思った

それで、本当に行き詰ったときは、お客様に聞いてしまおう。

「どうして売れないんでしょうか?」

アンケートで、どうしてシンコーストゥディオでジュエリーを身につけるのか?を聞いてみたことがある。
それは本当に貴重なデータで、そこに身につける人のジュエリーに対する想いがつづられていて、アンケートとはいえ感動してしまったことがある。

今まで、

つくる人はつくる人

うる人はうる人

かう人はかう人

だったけれど、

もうその垣根はもう少しずつはずして、みんなが納得できる方向に進みたい気がします。

 

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