立体でモノを見てみよう – ジュエリーづくりから知る物事の多面性

いつからか、うち(シンコーストゥディオ)のジュエリーは、一方向のみのデザインというものが無くなっていってしまった。

デザインをするときに、

上から見たら、こうだけど、

側面から、あるいはもっと違うところから見るとちょっとした驚きがある。

そういうジュエリーをつくりたいと思っています。

Surface[面と線] シンコーストゥディオ ペンダント

Surface[面と線]

それは、世の物事すべてが、きっとそうなのだろう。
自分が上からしか見ていないと、平面にしか見えない。

けれどすべては、もっと複雑で、違う方向からみたらまったく違って見え、ハッとしたり、楽しかったりすると思う。

色々な人、色々な考え、色々、いろいろ。

その色々を否定しないで、とりあえず受け入れてみよう。

そういう世の中になると、いいなと思うのです。

いつもちょっと、いたずら小僧っぽく、ハッとする仕掛けを考えます。

石留めで、石の側面を見せてみたり、

Pt. グリーンガーネットリング シンコーストゥディオ

上にダイヤを入れずに、側面だけに入れたり

Isagi[潔] SHINKO STUDIOIsagi[潔] K18ダイヤリング SHINKO STUDIO

Isagi[潔]

驚いてもらえると、いたずらっ子としては、なんとなくうれしい。

世界は、知らないことがいっぱいあって驚きで満ちている。
時々そういう力が、つまらない既成概念をさっと飛び越えてしまうでしょう。

そんなことを考えて、小さな世界でものづくりをしています。

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