![Surface[面と線] K18/ K18WGペンダント ピアス シンコーストゥディオ SHINKO STUDIO](https://shinkostudio.com/wp/wp-content/uploads/2016/11/surface01.jpg)
Surface[面と線]
ドイツで活動する、西林佳寿子とのコラボレート作品。
キーワードは「多面性」「多様性」。
物事は別の角度から見ることで、ハッとした驚きやとんでもなく新しい世界が広がってくる。このジュエリーは見る角度により、あるはずのない面が不思議に現れ出る瞬間があります。人が生きていく上でも見えているものが全てではない。見えないものが時には真実を語る。
こんなことを考えてつくりました
コンテンポラリー・ジュエリーアーティストとシンコーストゥディオが組んでつくりあげた、最初のコレクション。
コンテンポラリージュエリーの先進国ドイツで、20年以上もアーティストとして活動している西林佳寿子がデザイン、原型の原案制作。
彼女の、作品自体はバウハウス的な機能美がありながら、どこかに日本のエッセンスをちりばめてある、そこが魅力です。
さっとアート
出かけるときに、さっと首に引っ掛けることで、シンプルなTシャツでも、セーターでも、ちょっとアートのエッセンスを感じることができる。
そういうジュエリーを提案してみたかった。
通常のアートは、ちょっと遠い存在ですが、身につけられるとなると、アートがぐっと身近になります。気負わず、アートと触れ合う、それがジュエリーだとできてしまう。
なぜジュエリーアーティストと組むか
シンコーストゥディオのコレクションから、メッセージを発するために、また造形的な感性をさらにレベルアップするために、アーティストとのコラボレイトはとても大切だと考えました。
1970年代にヨーロッパで始まった、コンテンポラリージュエリーの流れ。
それは、一部の特権階級に向けてつくるジュエリーではなく、素材価値に頼らない、人の感性や創造性に価値を見出していこう、ジュエリーを開かれたものへしていこうとする動きでした。
そして、「多面性」「多様性」は、シンコーストゥディオの追い求めるテーマのひとつです。
正方形・長方形・楕円の単純な形二つを、組み合わせただけで、さまざまな方向性が生まれ、違う視点から物事を見たときの驚きのようなものを表すことができました。
アートと工芸そしてジュエリー
美大出身の日本のジュエリーアーティストは、工芸の金工の仕事を基礎としています。
そこには日本古来の、金工の技法を学ぶ下地があります。
それを考えると、日本のコンテンポラリー・ジュエリー・アーティストの今後が楽しみです。
つまり、日本の工芸とアートをいかに融合させていけるか。
シンコーストゥディオもその問いに少しずつ答えを出していきたいと考えています。
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Item No.SN0038Made in Japan
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Material
K18 or K18WG