掃除・洗濯・食事づくりは働くこと、生きること

普通の生活を送るための努力

今日は年末の世田谷ショップのワックスがけ。おかげさまで、今年も1年のりきれました。
本当にお礼を申し上げます。
今は女性も働いて子供を育ててが当たり前になったけれど、私が長女を産んだ当時は出産後も仕事を続けている女性はまだまだ少数派であった時代。
仕事はあまりできたとはいえないですし、今思い返してみると、笑えるほど仕事らしい仕事はしていなかった。
子供のころから、親に「勉強しなさい。」とか「習い事をしろ」といわれたことが無く、その代わり家の手伝いをしないとひどく怒られたものでした。
父も家にいる日は、掃除を必ず朝からしていましたし、隠居していた祖父にいたっては朝5:00くらいからはたきの音が聞こえてくる。
子供のときはそれがいやで、遊びに逃亡したりすると、さらに怒られたりしていました。

でも、今になるとそういった日々の積み重ねって大事だと思います。
なんでもない、普通の生活を送るための努力。

仕事も日々の生活もつながっている

仕事は、もちろんそれなりの覚悟ではやりますが、結局は、その人が人生全体をどのように考えて生きていこうとしているか?
ただそれだけだと思うのです。
そういったときに、仕事だけ、家庭だけって切り離してしまうのはなんだか、もったいない。
その基本が、掃除をしたり、ご飯を作ったり、子育てがあったり。
それは、色々な人生の選択があり、ステージがあるので、その時々で変ってくるとは思います。
でも、ご飯と、掃除はだれでも日々続けていかなければいけない。
つい掃除をサボっていると、なんとなく風の通りが悪いような、運が逃げていくような気もすることがあります。
食事も、一品でもいいので自分作ったものをたべると、なんとなく元気になった気がします。

ついていないと思ったら家事をしてみる

最近、何をやってもだめだな?と思うと、食事をつくったり、掃除をしてみたり。
息子には不評ですが、背中を見て独り立ちして欲しい。
ある意味、私には掃除や料理や洗濯などの別の視点を持つ場がある。
逃げる場所があるのです。

とはいえ、かなりいい加減。

そして、いい加減なくらいがいいのです。
今日は、床を一生懸命、はいつくばって手で磨きあげたので、手や肩や腰が筋肉痛になりました。
今年もあと数日、もうすこしやってみます。

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