モノよりコトというけれど
最近は「モノよりコト」だよね?」
とよくいわれる。
たしかに、過剰なモノには辟易する。
その一方で、本当に「モノをもつ」意味についてとても考える。
ジュエリーをつくって、うる仕事をしているけれど、今は高額なものを買っていただくのはなかなか難しい時代だと言われている。
だいたい、ジュエリーなんてモノは、時間のスパンが長すぎて今の時代に合っていない。
でも
この長いスパンでものを考えるっていうのが、なんだかとてもいいと思う。
そういうモノを、今の自分の価値観と感性で所有してみるっていうのが、きっといいのだと思う。
建築や工芸品、美術品もそうだろう。
ちょっと普段と違うもの、だけど日々に身に着けるもの、しかも長い時間をまたいでいく。
そういうジュエリーは意味があると、時々思う
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