Pt900 エメラルドリング
難易度の高いデザイン
三角のトリリアントのダイヤ2つと、かなり大きなエメラルド。
いずれの石も、主張が激しくぶつかり合う石で、けっこう難しいデザインでした。
緩やかで不思議なカーブ
一枚ずつの板は、緩やかで不思議なカーブを保ちながら、非対称な曲線を描いています。
その2枚のプラチナの板で挟み込むように、石を留めています。
このカーブは、不思議と指に沿います。
内側は、石が映り込むようにピカピカに磨き上げ、外側は、少し粗いつや消しをかけて、しぶめに仕上げました。
実は、この制作、かなり難しいのです。
一枚づつの難しいカーブを制作し、最後にはぴったりと石がはまるようにつくらなければなりません。
石留にも気を使い、小さな爪を、なるべく見えないようにつけています。
エメラルドは、「よそいきのジュエリー」というイメージがありますが、日々の生活に溶け込むジュエリーになりました。