K18オパールペンダント　柔らかなテクスチャーと爪のない石留

オパールの石を提案するところからつくったペンダントです。

なにげなく見えるペンダントですが、石を留める爪がありませんね。

オパールという石は、それぞれ表情が全く違って、石の中に世界があります。

動くたびに現れる、その遊色の中に小宇宙を感じます。

けれど、オパールのジュエリーって、なんだかクラシックなデザインが多いのです。

その一つの理由は、石が柔らかいために、爪をきっちりかけないといけないからでしょう。

でも、今回の石留は、ほら！爪がありませんね。

実は、クラフトマンの試行錯誤と卓越した技術のなせる業なのです。

横にして使うこともでき、方向性が変わるのでオパールの表情が変わります。

両側の柔らかいテクスチャーと、オパールの遊色の対比はやさしい質感です。

このコロナの時代を生きる私たちにとって、華美なダイヤモンドより、クラフトマンの試行錯誤してくれた

オンリーワンのジュエリーの方が、価値を感じませんか。

身に着けるジュエリーは、その人そのもの。

今回オーダーしてくださった方には、ぴったりのジュエリーに仕上がりました。

職場で、日常で、どんなふうに着けていただいているか、のぞきにいきたい気持ちです。