Pt950 パールリング カスタムオーダー – ひとひねりのデザイン
ちょっと変わったデザインの、パールリングのオーダーリフォームです。
横から見ると、パールがリングの真上ではなく少し横に配置されています。
真上から見るとこんなかんじです。
パールはある程度の大きさになると珠自体にかなり高さが出るので、このように少し横位置に配置することで指の間にすっぽりと収まるようになります。
そして、金属の部分は1枚の板がまるで2つに折りたたんであるようなデザインになっています。
リング内側の下のほうは2枚の板の間に板が渡してあるので、着け心地もなめらか。
折りたたまれている側から見ると、リング全体がやわらかくカーブを描いているのがわかります。
リングの外側には全体的に柔らかいテクスチャーを入れ、対照に、折りたたまれた内側や板の切り口はつるつるの鏡面仕上げです。
実はこのデザイン、以前から構想だけはあったものの、なかなかかたちにする機会がないままになっていました。
その後、このカスタムオーダーをおつくりしたことがきっかけとなり、ついに昨秋、わたしたちのプロダクトライン・MENTOSENからK18のバージョンでコレクションとして発表することに。
コレクションとして発表することをお許しいただいたお客様、一緒に試行錯誤してくれるクラフトマン、デザイナーが一体となって出来上がった、思いのたくさん詰まったジュエリーになりました。