選べる社会がいいんじゃないかな -「結婚」という形式のなかで ジュエリーという役割を考える

夫婦別姓を表現したリング

5月22日(火)〜5月27日(日)に、銀座ACギャラリーで開催される「ウエディングジュエリー展  私だけのかたち Just my style」に参加いたします。

ジュエリー、ドレス、ウェルカムボードなどの優秀なアーティストさんたちと共に、シンコーストゥディオもウェディングジュエリーを出品させていただきます。

http://www.ac-gallery.jp/exhibition/cn27/pg1705.html

このお話をいただいたときに、周りは優秀な、独創的なアーティストさん方、シンコーストゥディオなりのメッセージを伝えるにはどうしたらいいだろうと考えました。

結論として、夫婦別姓を表現したリングを発表することにしました。

選べる社会にしていきたいよね

今年の1月9日に、サイボウズの青野慶久社長ら4人の夫婦別姓を求める裁判を東京地裁に起こしました

この裁判は、夫婦の姓を、一緒にしたい人はし、したくない人はできるように、自由に選べるようにしようという提案です。

大抵ハッピーとしてしかとらえられていない「結婚」という形式の裏側で起こっている問題について、向き合ってみようじゃないか、シンコーストゥディオなりの考えを発信してみようじゃないかと思いました。

本来ジュエリーという、時代を越えて人の人生に寄り添うモノの役割を考えたとき、時には声を上げてみることも必要かなと思ったのです。

昔からつながってきた制度や因習で、人が苦しめられるのだとしたら、それは変えていかなければいけない。

両方の意見があるのは、それでいいから、選べる社会にしていきたいよね。

それをカタチにして、発信してみようという試みです。

これから生きていく、若い世代のために、私たちがやるべきことがあるだろうと、のんきにハッピーなジュエリーばかりつくっている場合ではないよ、とどこかで思っている自分がいます。

私たちモノづくりをする人間たちが少し踏み込んで発信してみよう。

あえて和彫りという日本伝統の技法で2人の姓を模様の様に彫りいれてみようと、その文字という究極のデザインが美しい模様になるように。

お時間がある方は、ぜひお越しください。

ウエディングジュエリー展
5月22日(火)〜5月27日(日) AM11:00~PM7:00(最終日はPM5:00)

私だけのかたち Just my style

-Jewelry- 秋濱克大・小林京和 ・海野えり子・
      諏訪薫 ・結城万紀子 ・SHINKO STUDIOシンコーストゥディオ
-Dress- asano chiyuki・小沢智恵子 -Welcome Board- MIII ESPEJO

場所:銀座ACギャラリー

オープニング:5/22(火)PM5:00~
どなたでもご参加ください。

しかし、最終的には制度的なものを越える、純粋な愛情というものが、とても尊いように思える。

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