今年の営業日も、本日が最後になります。
一年間、本当に本当にありがとう。
お客様、地域の人、クラフトマン、ジュエリー・アーティスト・ジャパン(JAJ)で集まって来てくれている人たち、家族。
私は街の宝石屋のおばちゃんですが、この立場に年々価値を感じています。
とにかく、身につける方、地域の方と話をして、地域でずっと信頼を得て仕事をしていくことの尊さを感じています。
人と人が話す時間を大事にしたい。
相手を知ろうとして、話しをしていく。
自分も人の痛みを引き受けて、勇気をもって、怖がらずに、やさしさを持って生きていくのは難しい。
今、社会に蔓延している、「不安」から始まる寛容性の無さっていうのは、
「安心、安全」が当たり前だという認識からだと思う。
「安心で安全な社会」はとても大切だけれど、
実は、私たちは明日突然死ぬかもしれないし、急に怪我をして障害をおったり、職を失って収入が途絶えるかもしれない。
そのときに、1人の人間としてどうやって生きるかが問われている時代だと思う。
怖がらずに、勇気を持って、少し人のために生きてみるっていうのが、幸せに生きていくコツなのかもしれない。
そんなことを、実は少しずつ実現できるのは、このジュエリーという仕事のおかげであり、また地域の宝石屋のおばちゃんという立場なのだと思うのです。
明日は、お店はお休みで、お掃除をします。
一年間お店にもありがとう。
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