最近のジュエリーのデザインは、CAD(立体造形ソフト)を使用して、つくることが多くなりました。
それによって、今までできなかった、思いもよらなかったデザインができるようになってきたと思います。
CADの技術は、ジュエリーの制作では、すでに生産効率のために、使われてきました。
確かに、最新のテクノロジー(技術)は生産効率を上げて、
最終的に身に着ける人たちへ、「金額を抑えたモノを提供できる」という意味では、とても意味のあることです。
けれど、
新しい技術で、使い古された、デザインをつくるのではなく、
新しい技術だから、できるデザインをする。
そういう方向性が、今、必要なんじゃないかと思います。
コロナの時代を迎えて、
古い考え方だとか、既成概念とか、今まで社会全体にそんなことがはびこっていたことをとても感じます。
だからこそ、
「新しい技術で、既成概念を飛び越える、新しいデザイン」
をしなければいけない。
それは、本当に楽しくて、
ジュエリー制作のつながりだけではなくて、建築や折り紙、工業製品、新しいテクノロジーを使った仕事に携わっている人たちの動きは、興味深いのです。
アート、デザイン、テクノロジー。
それがつながった仕事がしたいし、とてもわくわくする、街の宝石屋のおばちゃんです。
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