ドイツで活動している西林佳寿子さんの個展に行ってきました
銀座ACギャラリーで開催している、西林佳寿子さんの個展に行ってきました。
西林さんは、ドイツで20年以上も活動している、コンテンポラリージュエリー・アーティスト。
ここ5年ほどは、日本でも2年に一度個展を開催しています。
今回のテーマは「Colors」
色が、テーマです。
ジュエリーの色というと、石を創造しがちですが、ちょっと違います。
「エレカラ」という、電極を使った、いわばメッキの技術を使って、色を定着させる技術です。
彼女のジュエリーは「紙」でできることを「金属」で表現をしたらどうなるか?
ということが、ずーっとテーマになっています。
なので、リングなども全て一枚の板からできていたりします。
着ける人への心遣いとやさしさと
西林さんの作品は、いつも期待を裏切らない。
このラインが、この色が…の全てがパチッと美しいカテゴリーに入ってくる気がします。
それでいて、着ける人への、心遣いや優しさを感じます。
それは、出来上がって来た作品の金具や装着感などにつながっていると思うのです。
他者を意識したらアートではない
という意見もあるとは思うのですが、わたしは彼女の優しい心遣いがとても好きです。
シンコーストゥディオとのコラボレイト
西林さんとは、シンコーストゥディオのSurface[面と線]というジュエリーで一緒に製品をつくっていただいています。
さらに、今年5月末~6月頭には、西林佳寿子さんとの2回目のコラボレーション
パールリングが出来上がる予定です。
楽しみにしていてください。
西林佳寿子さんのウェブサイトはこちら>kazuko Nishibayashi
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