金属の質感を操るということ- ジュエリーの場合

ジュエリーの金属に表現をする

ジュエリーというと石が主体と考えがちだけれど、最近のライフスタイルや、日々の生活に寄り添うデザインを考えたとき、むしろ金属にこそ着目した表現が、今求められているような気がする。

Nigiwai[賑] ケシパールリング シンコーストゥディオ

たとえば、この金の上に表現したつや消しは、実は日本の刀の金工の仕事から来ている文様だったりする。

それを考えると、日本の鏨(たがね)を使った金属の表現は、まったく古くないと思う。
むしろ、これから私たちが色々と挑戦していける分野だと考えている。

ジュエリーは、
造形的に様々な角度から見て面白いこと。
金属での表現に挑戦していくこと。

そんなことが、今の社会に多様性と寛容性を根づかせるというメッセージにつながるかも知れない。

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