農作物を作ること、ジュエリーを造ること

私事ですが、昨日息子が千葉木更津の「耕す」農場さんで農業体験をさせていただきました。

「耕す」農場さん

この、農場Apbankが2009年に安心で安全な食べ物を「生産」するという立場から休耕地を開墾し循環型農業を始めました。9万坪という広大な農場です。
たまたま、こちらを立ち上げた農場長さんとお知り合いになって、息子を託したわけです。
また、この農場長さんも若いながら、農業に対する姿勢は尋常ではありません。立ち上げ当初から様々な困難とともに、ほぼ365日休みなく働き、たった4年でこれだけの野菜や、卵、その他加工品の製造販売にまでこぎつけました。また、そのどの作物、商品も有機農業で栽培され、しかも驚くほどおいしい。卵やにんじんのジュースは料理をしない人でも身近に感動できます。

ここで、ジュエリーを製作している私が農業なのか?農業とジュエリーはまったく離れた存在のような気もしますが、物を作る→消費者が安全で安心、長く食べられる(身に付けられる)という面では実は近いのではないかと・・・最近思い始めています。そもそも、ジュエリーの素材だって土の中から掘り出されているのですし、茄子やたまねぎだってすばらしい作品ですよね。

卵

ジュエリーのデザインのラインやモチーフだって自然のものから派生したものだと思うのです。ジュエリーって「高価」で「華美」なものっていうイメージがありますが、私たちが追い求めたいのは、パーティで身に付けるジュエリーというよりか、いつもの生活に気に入って長く身に付けてもらうジュエリーなのです。
そして、日本の職人の驚くほどの仕事への姿勢。
農作物もジュエリーも、結局は作る人間がどれだけ真剣に取り組んで、人生をかけるかなのかもしれませんね。どこかで手を抜いたり、あきらめたりするとそういう形が現れてしまうのかもしれません。
これからも「耕す」農場の姿勢を見習って、ジュエリー造りに励みます。
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