良質な、若手ジュエリー、アーティスト・クラフトマン・セーラーを育てる

ジュエリー・アーティスト・ジャパンの勉強会を今年もします

ジュエリー・アーティスト・ジャパン

ジュエリー・アーティスト・ジャパンは2012年に私が始めた、若手のジュエリークリエーターのためのコミュニティ。
勉強会や、彼らを支援しようとする年長者の集まりです。
年何回かのスタディ・ミーティング(勉強会)と支援者の人たちも含めたイベントを開催しています。
「何でやるの?」とよく聞かれるのですが、これはアホな「一宝石店のおばちゃん」がどこまでできるかな?というあがきでもあるのです。
つまり、背中を見て育って欲しいという想いがあります。「決して楽ではないのだが、君たちそれでもやるのかね?」という疑問の投げかけでもあるでしょう。
確かに、一時的に脚光を浴びるやり方もあるかもしれない。
私自身彼らに伝えたいのは、結局仕事は「与えることである。」ということ、社会的な意義が無ければやっていてもむなしいということ、その結果戻ってくることが仕事につながっている。
そして、仕事だけではなく、自分の人生すべてを考えて色々な選択肢があることを知ってもらいたいなと思います。
けっして、ハードに仕事をすることだけが、人生ではない。
まだ、若いうちはきっとわからないので、それはそれで、色々なステージごとでいいと考えています。
ただ、引っ張っていくべき年長者側は、襟を正して、おごらず、いつも何かに挑んでいなければいけない。
そして、私たちのような年長者も、若手とまったく同じステージで仕事をしているということです。
ですから、本来は私が講義などする立場ではないのです。
しかし、あまりにも美大や芸大を出たり、ものづくりをしている人たちは、少々社会から隔絶されてしまっている。
なんとか、少しでも食える方向に持っていって、彼らのやっていることに脚光を浴びさせてやりたい。
そして、やはり彼らの才能を生かして、シンコーストゥディオではものづくりをしたい。
それは、最終的に身につけるお客様との対話を生み出し、少しは必要とされるものになるような気しています。
対象者の方がいたら、ぜひお申込みください。
JAJスタディ・ミーティング2017 第1回 ビジネスの基本-仕事をスタートアップするということ

つくる人、売る人、買う人

このスタディ・ミーティング(勉強会)はジュエリー製作や販売に関わる若手にむけてのものですが、つくる人、売る人、買う人がどうやって、納得するつくり方、売り方、買い方ができるかということを考えていきたい。
ジュエリーというものが、決して幸福な人たちだけのものではなく、むしろ困難に直面している人たちにこそ意味があるように思えてならない。
そういうものをつくり、提供することが、我々のミッションである。それを若い世代に伝えたいのかもしれません。ジュエリーというものを通して、社会へのメッセージを軽やかに主張することができる。
とはいえ、実のところ有望な若手を育てることは、最高の投資だと考えていて、決してビジネス的にもマイナスではないと真面目に信じているんですが!?(まだまだ結果は出ないケド…)おおむね、35歳までのジュエリーのプロフェッショナルを目指す方ぜひ!

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