新年を迎えて バハレーンという国で

新年明けましておめでとうございます。

バハレーン

今年は、こんな近未来的なビルの画像からです。
ジュエリーとは全く、縁もゆかりも無いようですが、ジュエリーの縁で(つまり人は、それを仕事というかもしれない。)で中東バ12月にバハレーン(Bahrain)に行ってきました。
ほとんどは、ジュエリー会社さんとのディスカッションでしたが、返ってそれが実際のビジネスやそこで働く人の生活を垣間見るいい機会となったように思います。
バハレーンというとどういうイメージでしょうか?中東のしかも小国。場所すらなかなか出てこないかもしれません。ペルシャ湾に浮かぶ、島々から出来た国で、隣のサウジアラビアとは一本の道路でつながれており、休日にはサウジからの観光客がたくさんやって来ます。一方、サウジと反対の、ペルシャ湾をまたいだ反対側はイラン。そんな場所です。
最近ではドバイの発展が著しく、報道で取り上げられますが、その前はバハレーンが海外の駐在事務所を構える、場所でした。今でも、中東では英語が最も良く通じる、仕事のしやすい国ではないかと思われます。
今回はその後ドバイにも数日滞在しましたが、バハレーンのほうが多少落ち着いている、少し田舎といいますか、そんな感じがしました。ペルシャ湾のエメラルドグリーンの美しさと、静かな街の感じは、ドバイより成熟しているような気もしました。
こんな国で、日本のジュエリーとどうやって仕事を一緒にするか?とても課題はたくさんありますが、あまりにも違うというところが「とてもいい」のではないかな?そんな直感がする出張でした。実際、空港に東洋人女性は私だけでしたし、明らかにマイナー人種。かなり、じろじろ見られているなぁ?と感じました。
様々な国からの出稼ぎ労働者で、人種はごちゃごちゃ。インド、パキスタン、バングラディシュ、その他中央アジアなどから来ている方が多く、空港はそういう人たちでごった返しています。アラブ人は10~15%程度で非常に少ないのです。皆、民族衣装のまま、現地で生活をしているので出身がすぐにわかります。世界の貨幣価値の差、貧富の差、そういったものを目の当たりにした感じがしました。
こういうことを肌で感じる、そこから日本って、本当に特殊なんだ!日本人であるということはどういうことか?しみじみ考えさせられる旅でした。

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