働く女性の 地域コミュニティ

働いているからこそ、地域でのつながりも欲しい

数年前からはじめている「チトフナ働く女性ミーティング」。
基本、ガチで働いている女性に声をかけ、不定期にお話をしたり食事をしたりという集まりをしています。
これをはじめたきっかけというは、シンコーストゥディオというこの、小田急線の小さな駅のお店に足を運んでくださる働く女性たちがなんとも魅力的で、しかも面白い。
みなさん、結構国際的な仕事に携わったり、自分で農業をやっていたり。
かなり、自分の人生に前向きかつ、社会に対して本の少し自分の時間を割いてみようと考えているところが、その塩梅(あんばい)がなんとも素敵です。

チトフナ働く女性ミーティング

普段は、結構厳しい場面をぐっと一人でこらえている。
そして、家庭や地域でもそれなりの役割を果たしている。
だからこそ、かえって地域でつながれたらおもしろいだろうなあ?と思って始めたのがこの「働く女性ミーティング」。

仕事だけではなく、人としてバランスがとれていること

確かに、世の中からみたらかなりのキャリアのある方がとても多いのだけれど、彼女たちの人の評価の仕方というのがまたとても自然で面白い。
仕事だけの人に対しては、それほどの興味を抱かない。
仕事+家庭+地域
この3本立てをとても大事にしているように感じます。
そして、普通の生活を送る、「生きている」ことに感謝する。そんな根っこがあるように感じます。

キャリアのある女性の子育て談義

その中で、非常に興味深いのが子育て談義。
キャリアのある、ずっと共働きをしてきた子供。特に息子に関しては、なんだか社会的にはダメダメ息子が多いのです
両親とも、それないりの大学を出て、キャリアがあって。
いわゆる、社会の勝ち組と言われるような人たち。
その子供たちが、愉快に社会からずれている子供が多いのです。
それは、もう本当に痛快に。
これは統計を取ったわけではないのですが、私の息子も含め、成績はずたボロ。
やる気もないし。
「子供って自然に育つと思っていたら、ちゃんとお世話してあげないと、育たないのねー!?」とため息吐息。
しかし、でも共通しているのは、皆結構その息子たちの幸福感が高いということでしょうか?
そういう意味で、今の世の中を幸福に生きるすべを備えていると、良心的にとらえられなくも無い。
そして、子育てというのは10年そこらのスパンで考えてはいけない、もっともっと子供の一生の人生を通して、彼らの心の中に何を残せたかだと、かなり悠久の年月を考えてみていかなければならないようです。
いずれにしろ、子供は親の思うようには育たない。
別人格。
それを知ることだけでも、親の人間性が育つと思うのです。
思い通りに行かない生き物と日々、接してきていることで、視野がとても広くなるようです。
そこから、彼女たちの気持ちいい生き様が創り上げられているのかもしれません。

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