数学やテクノロジーとつながっていくこと – ジュエリーの場合

ジュエリーとテクノロジーというと、あまりにも遠い世界のように思われているかもしれないけれど、今のジュエリー制作は3DのCADソフトなどを使ってデザインを起こして、3Dプリンターで原型を出すことも少なくない。

数学的に計算され、出来上がったラインというのは、絶対的でやっぱり美しい。

私は決して数学は得意ではないけれど、高校時代に習った三次関数などが、この立体制作ソフトに生かされているということを知ると、なんとなく数学はロマンだなあと思う。

数年前に読んだ本で、「フェルマーの最終定理」(サイモン・シン著・新潮文庫)というのがある。

フェルマーの法則は、3 以上の自然数 n について、xn + yn = zn となる自然数の組 (x, y, z) は存在しないという定理なのですが、360年以上証明されることが無かった。

その証明を、アンドリュー・ワイルズが1993年に、たった一人で証明したことを書いた本です。

たった一人で、この偉業を成し遂げたアンドリュー・ワイルズ。

数学というものの、絶対的に正解があるものの美しさ。

と言うものをとても感じる。

ジュエリーのラインであっても、三次関数で計算され、出来上がったカタチというのは、実に説得力がある。

やっぱり美しい。

それをCADなどでカタチとして落としていく。

そして、やはり不思議なことだけれど、最後に人の手が入らないと、上質なものができない。

なんとなく、グリコのおまけのような出来上がりになってしまう。

結局は、テクノロジーの力を使えるところは使い、人の想像力と最後は人の力。

 

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