ジュエリーを身につける時間と価値について

IT-人につながるまで

前回はジュエリーをつくる側の時間(ジュエリーをつくる時間と価値について)について書いて見ましたが、今回は買う方、身につける方について書いてみようと思います。
いま、人と直接話すまでに、本当に大変だ。
ネットでの問い合わせを見ると、まず、メールでお問い合わせください。>チャットできます。>さがして、さがして電話番号を見つけて、電話すると>「ただいま電話が込み合っています。」>やっとつながる。
とても、言葉使いはいいけれど要領を得ない。
また時々、日本語能力もおぼろげな海外につながっていたりもする。
そんなことが当たり前になっています。
皮肉なことに、ITを使うことによって、かえって時間がかかるようになってしまった。
理解してくれる人につながるまでが、一苦労。
しかし、ウェブやネットを否定する訳ではないのだけれど、どうやら、私の商売はもう少しゆっくりとした時間の流れをお客様が求めている様な気がします。
ものづくりにかかった時間や、アイデアを練る時間、そして何よりお客様とゆっくり向かい合い話す時間。
それが、お金を払っても高くないと思える根拠になっている様な気がします。
けっこうそういった、縁側での茶飲み話的なことをするのは、今の社会では容易ではありません。

どれだけ関わってくれるか

わたしだったら?
長くいいものを買うとき、いっぱい聞きたいし、いっぱい話したい。
迅速な対応もして欲しい。
「つまりどれだけ、自分に関わってくれるか?」
それは、お金だけの問題ではなく、人として気持ちよくお互いにできるかという問いかけなのかもしれません。
その一方で、ものを提供する側は、ますますスピードやITの活用を要求される。
だからこそ、つくる側、売る側、つける側の皆が納得する方向性を探っていかなければと、日々考えています。

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