昨日、NHKのドキュメントドラマ「たったひとりの反乱 谷津干潟 森田 三郎」を見た。
高度成長期の最中、少年時代よく遊んだ谷津干潟がゴミで埋め尽くされるのが耐えられず、森田三郎さんはたった一人でゴミ拾いをはじめました。
当初は埋め立てが予定され、誰も見向きもしなかった干潟。
ゴミ広いを始めた当初は、様々な偏見、妨害などに会いながら、それでもなおあきらめず、ついには市や県、国を動かし現在ではラムサール条約でも随一の鳥獣保護区として指定されました。
だれもが見向きもしなかったゴミだらけの干潟。「どうしてこんなにしてまで、干潟を守ろうとしたのですか?」という問いかけに「干潟がきれいにして欲しいって自分に語ってくるような気がするんだ・・・」と答えていました。
実に朴訥で言葉も少ないけれど、こういう人が人に感動を与えて行くのだとひしひしと感じました。
そこには、薄っぺらな建前や打算は存在しない。
実直な人間であり続けたいと強く思った。
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