日常を丁寧に生きる- ジュエリーを通しての提案

創造性や手仕事の息づかい

今年の新作を準備中です。
今回のテーマは
「日常を丁寧に生きる」
少しずつ、毎回の新作にメッセージをこめることができるようになって来ました。
それを色々な人の協力を得て、形にしていくのは容易ではありません。
だからこそ、一緒にやってくれるという仲間が集まってくれるとき、すごいパワーが生まれてくると感じています。
今回は若手の才能あるジュエリーアーティストとエングレーバー(和彫り)との共同プロジェクト。
なぜ、若手と組むか?といえば
彼らの新鮮な発想や感性。
そこには、既成概念から人を解き放ち、多様性を受け入れる自然な力があり。
やさしい視点で社会全体を見てこうとするメッセージがあるからです。
日々の生活に身につけるジュエリーというものだからこそ、こめられるメッセージのように思います。

ちょっと上質なものを日々の生活に

高額品と言われる、いわゆる人の熟練度が試される仕事は今、とても評価されにくい。
たとえば、ジュエリーに関して言えば、
デザインの面白さや独創性はもちろんですが、アクセサリーと違って驚くほどの手間がかかっています。
アクセサリーは一度つくって、メンテナンスをできなくても、ゴミ箱行きですが、きちんとつくられたジュエリーは100年たってもメンテナンスができるように考えてつくります。
それは、いいもの、上質なものには共通したものなのですが、見たときに明らかに安いものとは違うのです。
おそらく買う人にはわからない仕掛けが、アーティスト、デザイナー、クラフトマンによってなされています。それが上質感につながっていく。
ちょっと上質なもの
-人の創造性や手仕事の息づかいを感じられるもの-を着けてみよう。
それが「日常を丁寧に生きる」ということにつながり、これからの社会を動じずに生きぬく勇気が湧いてくるような気がしてなりません。
今回の新作は、そんな生活への提案です。
新作発表時には、アーティストとのトークディスカッション、ワークショップを通しての体験などを考えています。
又今後、アーティスト等のプロフィール等もオープンにしていきますので、楽しみにしていてください。

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