ワーキング ウーマン - もっと気楽に、だけどしぶとく 働くとういうことの本質

働くということの本質

電通の社員の自殺から、働く女性についての議論がとても盛んにされている。
そういえば、かつて私も男女機会均等法の後を追って、就職した世代で、確かに男性と同じ仕事で同じ給料を頂いていた。
そして、残業も相当こなしたし、たいした数字ではないけれど数字を持ってセールスもしていた。
しかし、しかし今になってみると、あれは仕事といえたのか?本来の仕事ってもっと自分で考えることだったのではないかな?とも思う。
そもそも、「働くということの本質」って何だろう?
家事でも育児でも、農業のような最初から何かを生み出す仕事でも、何でも社会で何かしらの役割を担っていれば「仕事」ではないでしょうか?
社会の注目を浴びやすい仕事もあるだろうし、そうではない地味な仕事もあるだろう。
でも、結局はその人が社会とつながって、最終的に自分も充足感を感じ、社会にも何かしら寄与するという形が一番いいように思います。
そして、会社で地道にずっと働いていくのもいい。
しかし、1つだけ重要なのは、「考えることをやめてはいけない。」ということだと思います。

常に新しいことに挑戦してみよう

歩みは、のろくてもいいんです。
時々さぼったり、気晴らししたり。それでもいいので、地道に、粘り強く続けていくことが必要なのかもしれません。
とはいっても生きていかねばならないので、実はそれほどのんびり出来るわけではないでしょう。
地方に移住した友人がよく言うのは「地方に移住したらのんびり・・・みたいなことを皆言うけれど、毎朝畑の世話をしなければならないし、薪(まき)を用意するのだって大変。決してのんびりではないよね。」ということ。
だから、どこに行こうが楽な仕事なんて無いけれど、それをどれだけ自分が充足感を感じるか?ということなのかもしれません。
ずっと同じことをしていると、つい日々ルーティンにおちいりがちですが、そこをガンと時々壊して新しいことに挑戦してみる。
そこで、また何か新しい出会いとか、刺激とかそんなものが生まれる気がします。

ひたすら続ける

私が今していることが、仕事といえるかどうかは別として、とりあえず続けようと思っています。
時々休みながら、
また、
ひたすら続ける。
そういう姿勢で仕事だけではなく、人生全般を生きたいなと思います。
まだまだ、ですが、結局は仕事はその人の人生観そのものなのかもしれません。
だから、今がんばって働いている、20代、30代の女性たちにも、言ってあげたい。
もっと肩の力を抜いて、いい加減でも生きていける。
でも、地道に続けていこう!と

マイナスを、プラスにするように社会の仕組みに働きかけていくこと

私が感激した働く女性たち、ワーキングウーマンのストーリー・ブック。
私たちの後に、続く働く女性たちへのエールのつもりで取材し始めました。
ひたむきに生きる人のために-STORY BOOK 働く女性編

story book

本当に、この方たちは、足が地についている。読めば明日の活力が生まれてきます。
今は、仕事を持った人だけの取材ですが、実は仕事の意味はもっと広いかな?と思っています。
だから、家庭で専業主婦をしている人でも、パートでもそれはそれで、素晴らしい。
いくらでも、どこでも、どんな立場でも、経験を無駄にしない。
自分がマイナスだと思ったことを、プラスにするように社会の仕組みに働きかけていくことを、「仕事」っていうのかもしれません。

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