2017年09月16日
若手ジュエリー・アーティストを教えたくなる 稲井つばさ(いないつばさ) 新宿伊勢丹 JAPAN SENSES 「JEWELRY & LIFE」 11/1(水)~14(火)
新宿伊勢丹 「JEWELRY & LIFE」
先日若手ジュエリーアーティストの力
若手ジュエリー・アーティストを教えたくなる 副島舎人(そえじまとねり) 新宿伊勢丹 JAPAN SENSES 「JEWELRY & LIFE」
でもすでにお知らせしましたが、
11/1(水)~14(火) 新宿伊勢丹 1Fメンズアクセサリー売場で「JEWELRY & LIFE」と題して、Jewelry(ジュエリー)とLIFE(生活)との新しい価値を、若手ジュエリーアーティスト4人が提案します。今回、私はこのプロジェクトのお手伝いさせていただいています。
このプロジェクトは、日本のものづくりをに携わる若手に、チャンスを与えていこうという伊勢丹の新しい試みです。
若手ジュエリーアーティストたちが、通常つくっているアート作品とはまた別に、日常にも着けやすいジュエリーを提案します。
アート作品も一部出品しますので、楽しみにしてください。
コンテンポラリーアートジュエリー
私はジュエリーアーティストではないので、本当のアート(コンテンポラリー)・ジュエリーとは何か?と聞かれて、はっきり応えることはできません。
ただ、2年ほど前にニューヨークのコンテンポラリー・ジュエリーのギャラリストのシャロン・クランセン氏の講演の際に話していたことを思い出します。
いままでのジュエリーは、
1.美しいこと、2.希少性があること、3.耐久性があること
この三要素が、ジュエリーの価値、
一方、コンテンポラリーアートジュエリーの場合
Unique(個性的)な感性を用いて、新しい価値を社会に与えられるも。それが本当のPrecious(貴重な価値)であり、最も価値のあるJewelry(ジュエリー)だ。という考え方だそうです。
基本的には、ダイヤモンドや金やプラチナといった素材価値にあまりこだわらない。
この、新しい価値観は「一人ひとりの個性を認め合い、多様な人種や他文化にも寛容である社会をつくっていこう。」というメッセージに私には感じられます。
そういった方向性がなんだか、とても心地いい。
今回、私がジュエリーアーティストたちのお手伝いをしているのには、
ジュエリーという「モノ」を通して、
多様な価値観を受けいれるというメッセージを声高ではなく、けれどどこか力強く発することができる。
それが、今はとても価値があることの様に思えたからです。
新宿伊勢丹 「JEWELRY & LIFE」 参加ジュエリーアーティスト Tsubasa Inai 稲井 つばさ
一人ずつ参加アーティストの作品を紹介します。
こちらは稲井つばさのアート作品。
10月には、スペイン・バルセロナで開催される、アートジュエリーの祭典 JOYA BARCELONA (ホヤ・バルセロナ)に参加いたします。
ブレスレット- ミラーフィルム、アクリル、線ナイロン
中に、ミラーフィルムがあり、外側にハープの弦の様に張られたアクリルの線が光を分散していきます。
今回の伊勢丹では、また、アート作品とは違った、形の美しさと、着け心地の良さを追求した作品も登場予定です。
リング (素材:シルバー)
ピアス(素材:シルバー/K18)
Tsubasa Inai稲井つばさ
1990年生まれ。武蔵野美術大卒。工房一体型ショップで、デザイン・制作のキャリアを持つ。
ステンレスやアクリル等を使った独創的なジュエリーでバルセロナ・アートジュエリーフェアへ参加。
ウェブサイト https://www.tsubasainai.com/about
現在、クラウドファンディングで制作資金を募っています。
もしよろしければ、彼女の制作活動に共感する場合はご協力いただければ幸いです。
https://motion-gallery.net/projects/Neutra-jewelr
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