DAIKYU DIARY大九日誌

ジュエリーなどという商売をしていると、ジュエリーだけつくっていればいいかというと、そうでもない気がする。

それを「伝える」

ということがとても大事だと思う。

なぜなら、ジュエリーを伝えるのではなくて、私たちはなぜ、何を伝えたくてジュエリーをつくっているかが重要だからだ。

それを伝えたくて、その媒介がジュエリーであるということだったんだな、と、最近気がついてきた。

そういう意味では、言葉の大切さみたいなものを、最近とても強く感じる。

私は、記者でもライターでもないので、文章を書くのはとても苦手だ。

ましてや、ちゃんとした文章の書き方を習ったこともも、勉強もしてもいない。

でも、伝えたいことがあるって事が、きっと一番大切なのだと思っている。

英語が話せたって、中身がないと何にもならないのと同じなのかも知れない。

SNS上で軽く書くことも嫌いではない。

一方、きちんとした情報と、知識と、そこに少しだけ自分の信念が入る文章というのはなかなか書けないものである。

だからこそ、時々少し長めの文章を書くことに挑戦している。

自分の伝えたいことを、どうやったら伝わるのか、わかりやすいのか。
自問自答しながら。

やっぱり、言葉の力を信じている。