今年、一年を振り返って。
様々な出逢いがありました。
様々な別れがありました。
そして、再会もありました。
「これから離婚するんです。
でも、この婚約のダイヤは捨てるんでは無くて、娘が大人になったときにあげられるようにペンダントにしておきたい。」
ダイヤのペンダントをリフォームした方。
「先日亡くなった主人の形見の金のネックレスで私と娘のリングを造りたいのです。」
3本の全くちがったリングをお造りした方。
「生まれた子供のためにアニバーサリーペンダントに名前を入れて欲しい。今度は馬蹄形にして欲しい。」
アニバーサリーペンダントを特注なさった方。
「結婚来月なんです。マリッジリングをお願いします。」
嬉しそうに、言葉はずませる若者。
「入学式があるんです。やっと小学生になったので、パールのリングを」
とパールのパールリングをご注文頂いた方。
ジュエリーというものが、各々の人の歴史や、人生のステージに寄り添い、こっそりエールを贈ることができる。
そういう奥深い仕事だっていうことが少しずつわかってきました。
おこがましいけれど、一人一人の歴史に寄り添っていける、ちゃんとしたジュエリーを提供するのが私たちの役目なのかもしれない。
時代の急激な変化と流れのなかで、自分自身がしっかり生きていくことが後へ続くものの励みになるのだろう。
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