100年の歴史を持つ本屋が、御徒町(おかちまち)にある。
東京の人間でも「御徒町」が山手線の駅だということは知っているけれど、この町のことをそれほど詳しく知る人はいないかもしれない。上野の隣のいわゆる下町。けれど浅草のような、観光地でもなく、ちょっと歩くとちっちゃな家がごちゃごちゃと建っていたりする。
この町で100年も続く本屋が「明正堂書店」である。
本野町、神田の神保町ならいざ知らず、こんな場所でよく100年もったねといいたくもなる。しかも、今は御徒町と上野駅に新しく出来たショッピングモールアトレの2店舗のみの普通の本屋である。
こういう老舗って、どこかその会社が存続する理由があるものだ、早速ホームページに行ってみる。
そうすると、
「教育に関連する事業を行いたい」との考えから書店を立ち上げた創業者の想いを今一度振り返り
次の100年は一人でも多くの方が希望を持つためのお手伝いをしていく会社・・・云々
とあり
希望を持てる世の中を作り元気な日本を作る下支えをしていきます。
とある。
うん、なかなか素敵。
アマゾンなどで店頭販売が芳しくない状況の中やっていくのは並大抵ではなかろうが、こういったゆるぎない芯がある会社はぶれないですね。
シンコーストゥディオのブランドもぶれずにまっすぐ進んで生きたいものです。
100年、200年・・・をめざして。
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