高額品と地域社会- ジュエリーなんてモノを売る場合

モノ、サービス+人と人の信頼関係は地域の中に

以前は、将来はもっと都心でお店を構えて仕事ができたらなどと考えていました。
しかし、現在の自分にとっては小田急線の千歳船橋という各駅しか止まらない、新宿から20分程度もかかるこの地で店を構えているのは、そんなに悪くないと思うようになってきました。

正直をいえば、街の人たちも「なんでこんなところに、結構高額な商品を置いてあるお店があるんだ。」と内心思っているようです。
シンコーストゥディオの主力商品は20-30万ぐらいのところが多く、商店街の中でおそらく一番高いものを扱っているかもしれません。

けれど、私がお客だったら、高額品ほど顔が見える距離で、心ゆくまで話して納得して買いたい。
それは、場所は関係ないんだということが、少しずつ少しずつわかって来ました。

とはいえ、高額品だったら、もちろんデザインやつくりもしっかりしていて、その後のアフターサービスもきちんとしていて欲しい。

モノ、サービス+人と人の信頼関係

これが全て実現させるのは、小さな店舗や会社では容易ではない。
けれど、やってみようよ、と思う。

それは、今お店に来ていただいているお客様があまりにも魅力的であり。
ジュエリー・アーティスト・ジャパン(JAJ)というジュエリーの若手ものづくりのコミュニティを通して、様々な人や智恵が集まってきたからかもしれません。

つくる、つける、売る人たちを、どういう風につなげたら、幸福感をもって、モノを持つことができるのだろう?とずっと考えて、試していきます。

お客様にインタビューしたSTORY BOOK よろしければお読みください。

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