お正月にNHKの番組で、江戸幕府の金の小判をつくった金工、後藤庄三郎のことをドラマでやっていた。
ドラマ自体は、それほど深く練られたものではなかったけれど、室町~江戸末期まで、
刀剣金工の家柄、後藤家が金工の世界でどれだけの力を持っていたかがわかって興味深かった。
足利尊氏に認められた、後藤祐乗(ゆうじょう)から始まって17代続く。
https://www.nhk.or.jp/jidaigeki/ieyasu/
【正月時代劇「家康、江戸を建てる」】
▽1月2日(水) 前編「水を制す」#佐々木蔵之介 #生瀬勝久 #優香 #千葉雄大▽1月3日(木) 後編「金貨の町」#柄本佑 #広瀬アリス #林遣都
ヾ(^∇^)< 午後9:00~〔総合〕です!
#家康江戸を建てる #徳川家康 #市村正親https://t.co/vG3l8u5Sum— NHK大阪放送局 (@nhk_osaka_JOBK) January 1, 2019
ジュエリーと小判って、あまりにも遠い世界と思っている方がいるかもしれないが、
実は明治に入ってからも、硬貨の原型をつくっていたのは、金工の職人であり、そういった金工の職人がジュエリーなども手がけているからおもしろい。
特集「後藤一乗 幕末の華やかな刀装と絵図」(本館14室)では、幕末を代表する装剣金工の後藤一乗が、朝廷から製作を依頼された刀装などを展示(写真上)。同時に本館13室では、それら刀装の刀身の展示(下)も。どちらも12/13(日)まで。 pic.twitter.com/Jjr5SWMgmP
— トーハク広報室 (@TNM_PR) December 3, 2015
だからこそ、日本のジュエリーの背景には、どこか金工の仕事が息づいて
そんなジュエリーはいいなと、やっぱり思うのでした。
たぶん、それは、ジュエリーというモノが、
人のアイデンティティとか、軌跡をぎゅっと詰め込んだものだからだと思うのでした。
こちらは、
目貫 安藤 薩雄(あんどう さつお)作の、刀の目貫といって、刀の持ち手のところにつけられる小さな装飾です。
裏表の対になっていて、昔はこういうところに凝っていたのだと、日本の仕事のレベルの高さを感じます。
こちらは、
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