昨日、世田谷・岡本の静嘉堂文庫美術館で開催されている「国宝・曜変天目と付藻茄子―茶道具名品展―」に行って参りました。
静嘉堂文庫美術館は三菱を築いた岩崎家の2代目岩崎彌之助(1851~1908 三菱第二代社長)と小彌太(1879~1945 三菱第四代社長)の父子二代によって設立され、国宝7点、重要文化財83点を含む凡そ20万冊の古典籍と6,500点の東洋古美術品を収蔵しています。
なかでも今回出品された、曜変天目茶碗(ようへんてんもくぢゃわん)はやはり美しかった。
偶発的にできあがった美しい点々の周りは正に七色に変化するのです。
以前。NHKか何かでこの茶碗が紹介され、それ以来見たいと切望していました。
しかも、この茶碗を所蔵しているところが、我が家から自転車で10~15分程度の岡本。
昨日も自転車で颯爽とでかけました。
世田谷の岡本という場所は、とても変わったところです。
東名高速の橋を渡って、ちょっと行くとびっくりするくらいの豪邸が現れてきます。
ここはいわゆる国分寺崖線の端に位置しています。
我が家からいくとその尾根がどんどん迫って来てその先端のところが最も高級な住宅街、その先に静嘉堂文庫があります。通は、坂を下りずに、とても小さい裏口から入ります。
人がやっと一人入れるくらい。
静嘉堂文庫については、また書こうと思います。
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