昭和な存在
ジュエリーショップと地域コミュニティって、最も遠い存在のような気がするけれど、うちの場合はそうでもない。
実は、地方地方にジュエリーショップがあって、100年を超えているような、時計、めがね、ジュエリーのお店も少なくない。こんな田舎に!って思うようなところが結構あって正直、100年企業なのですごいなあと思う。
どうしてこういったジュエリーショップが残っているのか?
それは、地域のお金のある人が集うある種のコミュニティが形成されているからだと思います。
おじいちゃん、おばあちゃんの代から孫まで、ずっと長いお付き合いをしている。
ところが、この構図が崩れつつあります。
今までは、みな物が欲しい時代だったから、お店に人が集まる、買い物を楽しみにする文化がありました。
けれど、今はもう高いものを手に入れて、それで満足を得るというライフスタイルがどうもしっくりこなくなった。
しかもそういったジュエリーショップはなんとなく昭和の感覚。
社会の動向を察知する感覚に優れている人には、少々ものたりないのでしょう。
憩いの場を作る
結局のところ、ジュエリーを売ろうとか、そういったことだけを考えているとちょっと難しいのかもしれません。
とはいえ、今どういう場がお店として求められているのだろうか?
これは何も、ジュエリーショップにかぎったことではないのかもしれない。
たぶん、時代に求められているものを日々努力して察知し、地域に何かしら楽しめる場所を提供する、ということに尽きるのかもしれない。
私たちのビジネスは、安いものではないし、すぐ売れるものでもない。
だからこそ、もう少しゆったり、皆が求めているほかのものと結び付けて憩いの場を作ることはできないだろうか?
そんなことを思ったので、2017年はちょっと色々な企画を練って見ます。
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