ジュエリーのクリエーターから感じる-情報格差の時代

目にする情報で全く考え方が違ってくる

ジュエリー・アーティスト・ジャパン(JAJ)という、若手のジュエリークリエーターのためのコミュニティを主催しているのですが、若者と話していて、人によって考え方や、社会の受けとめ方が全くちがうことに少々驚くことがあります。

その多くは、情報源によるものだということに、最近気づいてきました。

私の最近のニュースなどの情報源は、やはりネットからで、朝ほんの少しだけNHKのニュースを見るか、少し新聞を読むか、後はJ-Waveのようなラジオなどです。
フェイスブックやツイッターは、あまり個人的には配信はしませんが、情報チェックのツールとしては使っています。

テレビの関しては、正直、現役で働いている私たちに、テレビ局がほぼターゲットになっていないというのがわかってしまうので、本当にあまり見なくなってしまいました。

先日、若手と話していて、テレビの話しになりました。

基本情報源はテレビだといいます。
話していると、微妙に、色々なところで、社会の受け止め方が違ってきていることに気づきました。
基本、シンコーストゥディオの顧客は、どちらかと言うとネット上での情報を確実に取って、仕事をしているような方が多く、海外にいたとしても、メールやSNSですぐにつながる人たちです。

だれを対象にものづくりをすべきか

しかし、若者というのは頭が柔軟なので、こういった情報源から今の社会情勢を知っていた方がいいのではないか?
という提案をすると、とりあえず見てみたり、聞いてみたりします。

一方で、おそらくある程度年が行ってしまった人にとっては、その転換は難しいかも知れない、と思うのです。

そう、思うとこれから、仕事をしていく上で、どういう方を対象に私たちはものづくりをしていくべきかを、しっかり考えていかなければいけないと思うのでした。
これからは、人の要望するものも、その人が得る情報源によって細分化されていくと思います。

 

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