カルチャーがミサイルに勝ってしまう

「けものフレンズ」の放送が、北朝鮮のミサイルニュースより重要だという判断

今朝北朝鮮からミサイルが発射されて、初めて日本上空を通過して太平洋に落ちたようです。

各社テレビは一世に北朝鮮のニュースを報じ、
テレビ東京も、もちろん7:30まではずっと北朝鮮関係のニュースをやっていた。

実は、夏休みのこの時期「けものフレンズ」というゲームアプリから始まったアニメの再放送がされていた。
このアニメ、元々深夜放送アニメとして、若者向けに放映されたもの。
それを夏休み子供向け?に編成しなおして12回のみの放送でした。
しかも、今日は最終回。
https://twitter.com/HaluTomekey/status/902301305560956928

各放送局全てが、北朝鮮関係のニュースで埋め尽くされていて、放送は難しいかなあと思っていたところ。
為替相場の下落を早口でアナウンサーが伝え切ると、急にけものフレンズのオープニングに。
この判断は、おそらくテレビ東京のトップの方が、かなりの覚悟を持って決めた放送だと感じました。

多様性を大事にしたい

災害や戦争、テロなどで、日本国中がニュースを求めているということは今までにも、幾度と無くあった。

でも、そういうときだからこそ、全ての放送局が、同じニュースを放送して、不安を膨大化させるだけでなく、色々な方向性の放送局があってもいいのでは?と思ってしまう。
すぐにミサイルが飛んでくるわけではない。
実は、気が付かない危険というのは、もっと身近にあるかもしれない。

そういう意味で、私たちは泰然と生きていたいものだ。

ちょっとお宅向けの、アニメで、少し考えさせられる朝でした。

 

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