クラウドファンディングで資金を集めて制作した、インディーズ映画「カメラを止めるな!」
先週、吉祥寺のUPLINKで見てきました。
制作費わずか300万。
公開から6ヶ月を経てもまだ、上映を続けていたので、先日の夜、サッと見てきた。
昨日は
日本アカデミー賞にまで多数ノミネートされ、話題賞を受賞した。
この映画、ネタバレになってしまうので、内容は書きませんが、「ホラー映画を撮った人たちの映画」です。
37分間のロングワンカットは常識破り、
アイデアしだいで、映画はこんなに面白くなるんだと。
たぶんインディーズ映画でもいい作品はたくさんあるにちがいない。
けれど、この映画がすごいところは、
インディーズ映画と、大量の広告宣伝費をかけた映画の垣根を越えてしまったことだと思う。
そして、それがSNSによって、人の想いがつながってヒットにつながった。
何より、制作者側の人達が総出で、ツイッターなどで感想を書いてくれた人に、丁寧に「いいね」を押し続けたことらしい。
その数100万回
というから驚く。
本当に面白いことや、いいモノ、楽しいことは、
つくる側に、他にはない想像力と
人に伝えようという、強いバイタリティがあれば伝わっていくと感じたのでした。
そういう意味で、やっぱり勇気付けられる映画だったのです。
たぶん、見た人が少なからず、そういう勇気をもらったからこそ、ツイッターなどで広がっていったのだろう。
つくる創造性と、伝える熱意。
大資本が広告で操つろうとしている民衆は、実はもっと賢いのである。
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