さよなら!たばこ屋さん

長年続いてきた店が、店を閉じるということ
斜め向かいのたばこ屋がこの7月末で店を閉めるという。
昔ながらのたばこ屋で、以前は小鳥や金魚も売っていた。店舗の屋上はハトレースのハトの鳩舎があった。
小田急線千歳船橋駅から徒歩1分ほどの店。↓

たばこ屋さん

地域にずっとあった店が閉まるということ。
それは、何とも寂しい。
だけど、たばこ屋のおじさんが亡くなって、おばさん一人になった今、どうやって続けるというのか?
おばさんが最後に書いた張り紙、人柄と、なんともいえない昔の人の教養を感じさせる毛筆書き。

たばこ屋さん

なんというか、庶民の良心というのだろうか、慎ましやかさというのだろうか、とても清らかな引き際だ。
しかし、現役世代の私たちはとにもかくにも、今どうにか収入を得て生きていかなければならない。スピードと量を先んじる社会にあって、私たちが将来こういった美しい引き方をできるのだろうか?と考えてしまう。
わたしができることは、最後の日に「お疲れ様」とおばさんに言うことだけ。
さよなら、おばさん。
さよなら、たばこ屋。

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