- 2017.04.08
- ニュース
ジュエリーが必要なとき
2月末~3月中旬にかけて行ったシンコーストゥディオよりお願いしたアンケート
「ジュエリーが必要なとき」の集計結果が出ましたので、ご報告いたします。
まず最初に、今回忙しい中、アンケートに答えていただいた方には心よりお礼申し上げます。
このアンケートは、私たちが日々ジュエリーをつくる中で「ものを買うことが、今を生きるの人たちの幸福につながっているのか?」という根本的な疑問から始まりました。
欲しいものは興味深い結果に
【年代】お答えいただいたのは主に30代~40代の女性の方々です。
【質問】
- 今,欲しいものはなんですか?
①時間 81.82%
②お金 54.55%
③人(恋人・友人・その他何でも) 36.36%
④その他 18.18%
一位は「時間」でした。いかに忙しい社会になっているかがわかります。
お金も、正直欲しいですよね。 - 現在具体的な「もの」・「こと」で欲しいものは何ですか?
①ジュエリー 8.33%
②洋服 16.67%
③バック 8.33%
④靴 16.67%
⑤旅行 66.67%
⑥学ぶ 33.33%
⑦その他 25.0%
やはり、興味の対象が「モノ」から「コト」へ、今を生きる人たちの興味が変化しているようです。
- ジュエリーを着けて意義を感じるのはどういう時ですか?
①喜ばしいとき 72.23%
②怒っているとき 9.09%
③悲しいとき(苦しいとき) 45.45%
④楽しいとき 72.73%
喜ばしいときと楽しいときの次に「悲しいとき(苦しいとき)」が入っているのが興味深い結果です。
- 人生にジュエリーが必要だと思いますか?
必要 100%
ジュエリーブランドのアンケートですので、当たり前といえば当たり前ですが。何らかひとつはジュエリーが必要と思ってくださっているのは?
ジュエリーが必要な理由
必要な理由には中々いいものが多いので、一部公開します。
- ジュエリーのパワー感じたいから
- ジュエリーを身に着けるのは楽しい。自分へのご褒美として、何かを成し遂げた時買ったりする。それは成し遂げたことに対する記念でもあるし、助けてくれた人たちへの感謝を忘れないためでもある。
- つけていると元気になる。
- 装いの品格を上げる。
- 和気 元気が出る
- 小さな心の支え、生涯に渡って 自分の身に付けられる、愛着のある ものになりうるから。
- 美しいものを自分が身に着ける喜びと悲しいときに勇気づけてくれる強さを感じます。
- 基本的には不要だと思いますが、アートや音楽が絶対必要ではないにも関わらず、人生を豊かにするものと同じ意味で、あって欲しいもの。
- ジュエリーを付けるとやはり気分が少し「ハイ」になって、おしゃれな気分になりますね。身仕舞いの最後に ジュエリーを付けることが多いと思いますが、ジュエリーを付けると少し気持ちが引き締まるような気もします。ジュエリーは女性を美しく”魅きたてる”ものです。
- 自分を華やかにしてくれるものなので。ジュエリーをつけるかつけないかで、心持が変わります。 出かけるときは、必ずピアスをつけます。
- 彩りを添えるものだと思うから。
ほしいものの選択肢として、ジュエリーは10%にも満たないのに、ジュエリーが「必要」とほとんどの方がこたえていただきました。
そして、ジュリーは喜ばしいとき、楽しいときも必要だけれども、悲しいときや苦しいときにも、その役目を果たしているのだと実感しました。
現在、シンコーストゥディオでは若手アーティストと共に新作を製作中です。
今回の新作のキーワードは「丁寧に日常を生きる」
ジュエリーの役割とは何だろうか?
私たちは日常の生活を慈(いつく)しむことができるジュエリーをつくりたいと思った。
日々の生活にこそ、意味があり、真実がある。
今回のアンケート結果を見て、あながち私たちの方向性は間違っていないように思いました。。
「つくる・うる・つける」人の、距離が縮まっていくことを願って、新作発表の際は、アーティストとの交流の場を設けようと考えています。