K18 リング- 生まれた国 の花と誕生石のリング
「妻の節目のお誕生日に、特別なジュエリーをつくりたい。」という、スコットランド出身の方からの依頼でつくりました。
真ん中には『桜の花』を彫入れ、誕生石のアメジストを石留。
これは、日本生まれの奥様のことを表しています。
香港で生まれたお嬢様二人は『バウヒニア』という香港の国花、蘭の一種を彫入れました。
そこにはガーネットとペリドットの誕生石。
そして、日本で生まれたお嬢様は、桜と誕生石のエメラルド。
彼のスコットランドの国花は『あざみ』です。そこの横に、誕生石のサファイア。
彫は、『和彫り』という鏨を使う技法で、若手のエングレーバー宮本輝美が彫りと石留をしました。
繊細な一つ一つの彫が、キラキラ光ります。
家族5人の誕生と成長。
そこに存在する深い愛情が、この小さなリングに込められています。