2ピースのパールと金とホワイトゴールドの2色使い – パールリング ジュエリーリフォーム
よく、「パールの真珠を親から受け継いだのですけれど、どうしましょう。」というご相談がある。
まさにこのリングは、そういった一般的なアコヤ真珠のパールのリングを二つ合わせてつくったもの。
色々、真珠はあるけれど、やっぱり日本人だったらアコヤ真珠を身に着けたい。
その昔、御木本幸吉が養殖の真珠を本当の真珠だと海外の裁判で勝った事実は、戦前の日本にはすごい事件だったに違いない。
そんなパールだからこそ、普段から着けられる様に、金とホワイトゴールドの2色使いにしました。
なるべく2本の輪が下の方までそのまま見えるように、かつ強度面も考えて。
金の方はつや消しを、ホワイトゴールドは鏡面仕上げでコントラストをつけて。
人の歴史は廻(めぐ)っていく。
1回目の輪が廻って、2回目の輪が廻ったときに2つのパールがつながるのです。